日本のモータースポーツを語る上で決して欠かせないレースが「8耐」の呼び名で知られる日本最大のオートバイレース「鈴鹿8時間耐久ロードレース」です。過酷な夏に行われるこの「8耐」は、日本のモータースポーツ夏の風物詩としてファンに愛されています。
伝説のトップライダーも走ったレース
以前は日本の4大バイクメーカーが威信をかけて争い、その所属トップライダーが数多く参戦しました。ケニー・ロバーツやケビン・シュワンツ。そして、マイケル・ドゥーハンのようなロードレース界の歴史に名を残す名ライダーたちが覇を競ったのです。近年はMotoGPとの兼ね合いで海外のトップライダーの参戦は減りましたが、現在日本のトップライダーである中上貴晶takaaki nakagamiも2010年に優勝しています。