日本を代表するレーシングコース、鈴鹿サーキットを生んだのは本田宗一郎とホンダでした。1959年、当時日本にレーシングコースは浅間高原自動車テストコースしかなく、しかもそこは未舗装のダートコースでした。そこでホンダは日本初の全面舗装サーキットを作るプロジェクトに取り掛かったのです。その時代日本には高速道路すら整備されておらず、ホンダがどれ程時代に先んじていたかがわかります。

第1回全日本選手権ロードレース
様々な技術的困難を克服し、1962年9月ついに鈴鹿サーキットは竣工式を迎えます。そしてその2ヶ月後記念すべき最初のレースがおこなわれました。第1回全日本選手権ロードレースです。2日間に渡っておこなわれたこのレースは初日が大雨だったにも関わらず、合計27万人もの観客が押し寄せました。日本を代表するサーキットに相応しい歴史の幕開けとなったのです。
F1の鈴鹿へ
1968年に一度F1を撤退したホンダでしたが、1983年に再びF1に挑むことを決めます。そして1986年遂にコンストラクターズ・タイトルを獲得したホンダは、翌1987年鈴鹿サーキットでのF1日本グランプリ開催に漕ぎ着けます。これより日本では「F1といえば鈴鹿」というイメージが定着するのです。
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今年も鈴鹿にF1がやって来る
そして今年も10月13日、鈴鹿にF1日本グランプリがやってきます。鈴鹿サーキットは設立当時のホンダ専務藤沢武夫の考えで、家族が楽しめる自動車遊園地として設計されました。車好きの大人だけでなく、その子供たちも遊べる一大エンターテイメントとしてF1日本グランプリはおこなわれるのです。そんな鈴鹿サーキットへ是非ご家族で遊びにいらして下さい!